大子漆とは

茨城県は良質な漆の産地。
日本の漆の文化を支えてきました。

現在国内で使用される漆の97%が中国などからの輸入品であり、
国産漆はわずか3%、そのうちの15%が茨城県北部を中心とする大子漆です。
奈良時代の常陸国風土記にも記載のあるいにしえからの産地で、全国第2位の生産量を誇ります。

大子漆の魅力

漆の透明度が高く、美しく深い艶。
そしてさらりとした伸びの良さが特徴です。

大子漆は圧倒的に透明度が高く上質な美しい艶が最大の特徴で、蒔絵の金色を引き立てるのになくてはならないものです。輪島塗など高級漆器に使用されるほか、人間国宝をはじめとする作家の作品制作、国宝重要文化財の建造物修復にも採用されています。

大子漆の現状

漆文化を次の世代に継承するため、
漆の木の植栽と漆掻き職人の育成が急務です。

10年前には絶望的だった漆の木の不足、後継者不足の環境もわずかながらいい方向に向いています。ウェアウッドワークでは漆掻きシーズンは漆を採集しオフシーズンは漆器を作り、年間を通して漆に関わっていくという新しいスタイルで後継者育成に取り組んでいます。また将来のために漆の木を植栽し、手入れをしながら育成しています。

100年先に続く産地をつくる

大子漆を100年先の未来に伝えるため、
私たちの取り組みは始まったばかりです。

私たちは産業としての漆、文化としての漆、そしてそれをとりまく地域との関係を考えています。
そしてより多くの方々に最高品質を誇る大子漆と、大子漆をふんだんに使った漆器の良さを知ってもらうために、2010年6月に「器而庵(きじあん)」という漆器ブランドが誕生しました。

大子漆の販売

大切に育てられた漆の木から
工房スタッフが漆を採集しています。

6月から11月まで漆の木に専用の道具で傷をつけて樹液を採集します。またほとんどの精製が機械で行われる中、器而庵では昔ながらの道具を使用して時間をかけて手黒目精製をしています。過度のストレスを与えず、やさしく上品な漆に仕上げます。

大子漆価格表

製品名 採取時期 税込価格
荒濾漆 100gビニール袋 初辺 6~7月 8,470円
荒濾漆 100gビニール袋 盛辺 7~9月 7,700円
生漆 100gチューブ 初辺 6~7月 10,040円
生漆 100gチューブ 盛辺 7~9月 9,130円
手黒目漆 100gチューブ 盛~遅辺 9~10月 12,430円
送料エクスパック   520円

※2019年10月現在

取り扱いについて

  • 皮膚につくとかぶれますので、充分に注意してください。
  • ビニール袋は酸素を透過して固まっていきますので、到着後すみやかに容器に移してください。
  • 新鮮な大子漆は、ラッカーゼ・ウルシオール・水分の分離が激しいので茶碗などの容器に移し替え、使用のたびによくかき混ぜて使うのが理想です。上層の部分は酵素(ラッカーゼ)を含まないので、刷毛やタンポにちょっとだけつけて使用すると漆は乾きにくくなります。ご注意ください。
  • チューブの漆も同様の理由により、やむなくそのまま保管する場合は必ず寝かせてください。その場合も使用する2、3日前から寝かせた上下を反転させ、中身がよく混ざるようにしてください。

ご注文について

ご注文は電話またはメールにてお問い合わせください。オンラインショップでも販売しております。
また、荒味漆、裏目漆、根漆など細かい注文にも対応してまいりますので お気軽にお問い合わせください。

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0295-58-3880

有限会社ウェアウッドワーク
〒319-2511 茨城県常陸大宮市上桧沢2032